走れ、走れ

先日、娘が親戚から人生初のお年玉を貰いました。私が渡したお年玉共々、即座にお母さん銀行に回収されました。

果果たして、引き下ろし出来る日が本当に来るのか、いまから心配なNo.6の井上です。

最近、競馬を観るようになりました。
正確には、また観るようになりました。
と言うか、ソダシって本当に真っ白なんですね!!
元々、友人の影響で学生時代からちょくちょく競馬を観る機会がありました(未成年のギャンブル、ダメゼッタイ!)。

とはいえ、基本G1ばかり&直近10年くらい抜けてる永遠のニワカです。
最後に競馬場でレースを見たのはドリームジャーニーの有馬記念だったので、ちょうど干支一周分くらい見てなかったことになります。なので、オルフェーブルも、ゴールドシップもフェノーメノもリアルタイムでの活躍は見れていません。オジュウチョウサンは先日テレビで見ました。

そんなニワカファンの個人的に好きなレースをいくつか紹介したいと思います。

1996年 阪神大賞典 

ナリタブライアン vs マヤノトップガン(武豊 vs 田原成貴)

94年に圧倒的な強さで日本競馬史上5頭目となるクラシック三冠を達成したナリタブライアン。同年の有馬記念まで勝利し、94年度年度代表馬に輝く。一年前の同レース後、カムバックすら危ぶまれた怪我のため、同レース以降1年間勝ち星が無く、誰もが復活の時を待っていた。


対するは、前からも後ろからも行ける変幻自在の脚質が持ち味の95度の年度代表馬マヤノトップガン。年度代表馬同士の戦い、さらに鞍上の武豊と田原成貴の天才ジョッキー対決も注目の一戦となった。
レースは、第4コーナー手前で2頭が競り合う形となり、そのままゴールまでマッチレースが繰り広げられた。ちなみに3着とは9馬身差の差をつけた、まさに2頭だけのレース。

1998年 毎日王冠

サイレンススズカ、グラスワンダー、ランニングゲイル。当時、大好きだった競走馬達が共演したレース。さらに春にNHKマイルチャンピオン(G I)を勝ち、ここまで負けなしの5連勝、後に世界最高のレース凱旋門賞で2着になるエルコンドルパサーも出ていました。

思い出補正満点のレースですが、それ抜きでもサイレンススズカの凄さが際立ったレース。ここからどれだけ勝つんだろう?と、思っていただけに…。

2000年 有馬記念

20世紀最後の年、テイエムオペラオーはこの年の全ての古馬王道G Iを勝利し、年間無敗で迎えた年末最後のG Iレース有馬記念。これに勝つと、前人未到の古馬王道G I年間グランドスラム。

レースは、1頭vs15頭。他陣営の威信をかけた徹底マークによるテイエム包囲網に囲まれ、前後左右に逃げ道無し。万事休すか!…と思われた最終直線、前に立ちはだかる壁一瞬の隙をついて、ど真ん中を割って抜け出して、ハナ差の勝利。
かくして、前人未到の大記録と、世紀末覇王が生まれました。

2001年 香港ヴァーズ

ステイゴールド 50戦7勝(うち海外2勝)。稀代のシルバー&ブロンズコレクター。この時期のG Iレース見ると大体居ます(笑)当時の印象は、昔からいつも居るけど、毎度勝てない残念なやつ。そんな彼が最後の最後の引退レースで意地を見せた。そんなレース。


引退後、本来なら成績優秀な競走馬しかなれない種馬。そんな中、これだけ負け続けたにも関わらず、最後の最後で意地を見せ、運良く種馬となり、オルフェーブル、ゴールドシップ、フェノーメノ、オジュウチョウサンなどを輩出し、種牡馬として大活躍したのは面白い。

他にもサクラローレルとか、タイキシャトルとか、ヒシアマゾンとかの話もしたいのですが、それはまたの機会と言うことで。

一部の例外を除いて、競走馬の現役は2歳から5歳くらいまでの4年間程度、最近はもう少し短い期間で引退して行きます。そして、親馬が引退してからその子供達がデビューするまで3年程度。応援していた馬とそのライバルの子ども達が、またレースに帰ってきて競い合う。そんな血のロマンを楽しめるのも、競馬の良いところだと思います。

Desafioも色んな選手・スタッフ・応援してくださる方達が関わってくれて、様々な事情で離れたり、新しく来たり、入れ替わりを繰り返し、現在のチームが出来上がっていると思います。

これまでチームに関わってくれた人達全員に良い報告が出来るよう、このまましっかりとプレーオフ勝って、参入戦も勝って、3部に昇格したいと思います。

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