2020年1月26日、一人のスーパースターが亡くなりました。彼の名は、コービー・ブライアント。アメリカのバスケットボールリーグNBAの元選手です。突然の死に多くの人が驚き、悲しみに暮れたでしょう。バスケットボールに詳しくない人でも、彼の名前くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。
彼の愛称は、ブラックマンバ。
ブラックマンバとは、世界で最も危険な猛毒蛇の一種で、狙った獲物は99.9%の確率で仕留めます。コービーの確実性の高いプレーがゆえに、その愛称となりました。特に勝負どころのプレーは凄まじく、「そんな体勢じゃ入らないでしょ?」というようなゴールをバンバン決めています。YouTubeでコービーのプレーを見れば、その凄さがわかるでしょう。引退試合においては、一人で60得点してます。ちなみに、私は冴えないバスケ部でしたが、「いやぁ~今日は調子いいなぁ~」というときで20得点くらいです。
コービーのパーソナリティや考え方は、彼の愛称を取って、マンバメンタリティと呼ばれています。コービー自身、マンバメンタリティについて次のように解説しています。
それは考え方ではなく、生き方そのもの。一日も欠かすことなく成長のために努力する生き方。やせ我慢したり、虚勢を張ったりしながら生きることでは決してない。マンバメンタリティとは、取り組んでいる物事が何であれ上達のために努力しようとする最もシンプルな姿勢だ。
マンバメンタリティとは、答えを見つけ出すための終わりなき冒険。もっと上達したい、もっと知りたいという無限の好奇心。マンバメンタリティとは、結末にこだわらずに、とにかく進み、戦うこと。人から何と言われるか、誰かに失望されるのではないか、そんなことは一切気にせず、その瞬間だけに神経を注ぐ。それが真のマンバメンタリティだ。
コービーはこういう気持ちでプレーしていたと考えると、非常に納得がいきます。バスケットボールのシュートは、とても繊細なものです。
「少し指が引っ掛かり過ぎた」「この距離からシュート入るかな?」「相手ブロックで視野が狭くなった」など、少しミスや気の迷いでゴールから外れます。
コービーは、「結末にこだわらずに、とにかく進み、戦う」「その瞬間だけに神経を注ぐ」からこそ驚異的なプレーをし続けられたんだなと思います。
また、練習熱心な選手としても知られています。毎日朝6時に一人で練習場に来て1000本シュート(1000本入るまでシュート)などの自主練習をしてから、その後のチーム練習に参加するといった逸話があるそうです(Wikipediaより)。
コービーが見せたマンバメンタリティ。
このメンタリティを持った選手がチームに一人でもいれば、きっと周りの選手も刺激を受け、素晴らしいチームとなるのでしょう。
それにしても、突然の死は本当に悲しい。
ヘリコプターの事故はなくとも、怪我や病気はいつ何時起こるかわからない。だからこそ、日々練習できることに感謝し、100%の力で取り組みたいですね。
余談ですが、
今日本のバスケットボール(Bリーグ)の人気が高いです。人気チーム千葉ジェッツの平均観客動員数は5000人を超えています。 Fリーグも同じアリーナスポーツですが、圧倒的な差が…
このあたりは、また別のブログで書きますかね!
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